
子供のころの夏休み、家にはもちろんクーラーなどはなく、窓を開け放って扇風機全開でした。
でも直射日光があたる家の玄関と日の当たらぬ背戸(この言葉も、もう死語??)とは温度差がるため、意外と家の中を風が通り抜けていったもんです。
8月もお盆近くになると、毎日退屈な日が続き、かといってダラダラとテレビで甲子園中継を見るのも芸がないので、背戸近くの板張りの廊下にねっ転がって 旺文社文庫を読んでましたね。
あの若草色の旺文社文庫って いまはもう存在してないよね。有島武郎の『生まれいづる悩み』なんて この旺文社文庫で読みました。内容は全く覚えてませんけどね。
そんな50年近く前のことを思いつつ、今日もひんやりと冷たい感触を背中に感じながら、寝っ転がって 古本屋で500円で買ったむのたけじの『戦争いらぬやれぬ世へ』を読んでます。